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授業のお役立ち

byマガジン編集部 マガジン編集部

日本語教育レシピの使用について 「~をあげます/もらいます」

「日本語教育レシピ」で提供している教材の使用方法について解説するシリーズです。「日本語教育レシピ」は、本サイトの「日本語教師向けサービス」一覧の中にございます。使える教材がダウンロード可能ですので、授業の導入や練習にご活用ください!今回は、その中から、物の授受を表す「~をあげます/もらいます」の文型を練習するプリントについて解説します。

プリントの概要

作成の目的

『みんなの日本語』7課の練習A-4,5に対応した練習です。「N [人]に N [名詞] を あげます」と「N [人]に N [名詞] を もらいます」を一緒に練習できるプリントがあればいいと思い作成に至りました。相関図の形にして、矢印の方向とそれに合わせた動詞の使い方が視覚的に分かるようにしています

 

「花」「プレゼント」「シャツ」は7課の新出語彙です。その他の名詞もすべて2~6課で導入済みのものなので、復習をすることができます。

 

学習目標

「あげます」と「もらいます」の使い分け(授受の方向)を理解し、学習者自身の経験を話せるようになることが目的です。最終的に、家族や友人にあげたもの、自分がもらったものなどについて説明できるようになるといいと思います。

 

学習者のレベル

初級学習者を想定しています。みん日の1課から順番に学習している方、トピックや場面ごとに学習している方、どちらのパターンでも使用可能です。もし余力があれば、既習語彙やこのプリントに出てくる語彙だけでなく、他の贈り物に使われるような名詞も導入することで、より多くの文章を作成する練習ができると思います。

 

プリントの使い方

問題の解答例

 

①(例)わたしはシュミットさんに本をあげます。

②わたしはシュミットさんに花をもらいます。

③わたしはワンさんに手紙をあげます。

④わたしはパクさんにくだものをもらいます。

⑤わたしは木村さんにプレゼントをあげます。

⑥わたしは木村さんに時計をもらいます。

⑦シュミットさんはワンさんにチョコレートをあげます。/ワンさんはシュミットさんにチョコレートをもらいます。

⑧シュミットさんはワンさんにボールペンをもらいます。/ワンさんはシュミットさんにボールペンをあげます。

⑨ワンさんはパクさんにCDをあげます。/パクさんはワンさんにCDをもらいます。

⑩ワンさんはパクさんにシャツをもらいます。/パクさんはワンさんにシャツをあげます。

⑪パクさんは木村さんにくつをあげます。/木村さんはパクさんにくつをもらいます。

⑫パクさんは木村さんにワインをもらいます。/木村さんはパクさんにワインをあげます。

練習方法・解説

教材を使用する人数は、特に指定はありません。プライベートレッスンやグループレッスンから日本語学校のクラスまで、様々な規模でお使いいただけます。

 

イラストを見ながら、「N [人]に N [名詞] を あげます/もらいます」の文型の中に、適した名詞([人]と[名詞]の部分)を入れる練習をします。助詞は、行為が向けられる相手には「に」、物には「を」が使われます。

 

みん日の練習Aに合わせて、まずは主語を「わたし」に固定して、①~⑥を練習します。実際の使用場面では自分以外が主語になることもあるうるので、⑦~⑫ではあえて「わたし」以外が主語になるパターンを練習します。解答例の通り、⑦~⑫では1つの番号で「あげます」と「もらいます」のどちらも使うことができますが、学習者が混乱してしまうと思うので、最初は主語を固定して練習します。例えば、⑦と⑧をセットにし、主語は「シュミットさん」または「ワンさん」に固定します。最初の練習がひととおり終わったり、文型の復習として使ったりする際には、特に主語を固定せず、イラストから自由に文章を作成する練習ができると思います。

 

また、みん日には「だれにあげますか/もらいますか。」の例文も載っていますが、こちらの質問文も本プリントで練習可能です。イラストを見ながら、教師やペアと一緒に、質問したり答えたりする練習をします。例えば、①であれば「だれに本をあげますか。-シュミットさんにあげます。」となります。

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マガジン編集部

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この記事を監修した人

「言葉を教え、文化を広げ、異文化に橋を架けよう」というサービス理念のもと、国内・海外に日本語教育を展開している会社です。日本語を学び、日本語を使い、日本語でつながり、夢を実現するまでの教育を行っています。

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