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授業のお役立ち

byマガジン編集部 マガジン編集部

日本語教育レシピの使用について 「AはBより~です」

「日本語教育レシピ」で提供している教材の使用方法について解説するシリーズです。「日本語教育レシピ」は、本サイトの「日本語教師向けサービス」一覧の中にございます。使える教材がダウンロード可能ですので、授業の導入や練習にご活用ください!今回は、その中から、「AはBより~です」の比較の文型を練習するプリントについて解説したいと思います。

プリントの概要

作成の目的

『みんなの日本語』12課の練習A-3に対応した練習です。2つの物事を比較するための文型です。教科書の練習問題では身長や髪の長さなど身体的な比較も取り扱われていますが、日常生活では物の値段や気温、距離などに使うことも多いと思いますので、普段使うことができる例文を意識して作成しました。

 

「簡単(な)」「近い」「遠い」「暖かい」「重い」「軽い」といった12課の新出語彙もなるべく含めるようにしています。

 

学習目標

身近な物事を比較することができるようになることが目標です。さらに、買い物で商品の値段を比較して安い方を購入する、外出時に目的地の距離を比較して近いほうに行くといいた場面で、2つの選択肢から一方を選んだ際の理由や根拠を言えるようになるといいと思います。

 

 

学習者のレベル

初級学習者を想定しています。基本的な形容詞を学習済みであるか、今回新しく導入すれば、単発的な文型練習として、みん日の1課から順番に学習していない方でもお使いいただけます。

 

プリントの使い方

問題の解答例

①北海道は東京より寒いです。/東京は北海道より暖かいです。

②りんごはみかんより安いです。/みかんはりんごより高いです。

③英語の試験は日本語の試験より難しいです。/日本語の試験は英語の試験より簡単です。

④レストランは喫茶店より近いです。/喫茶店はレストランより遠いです。

⑤この絵はあの絵より上手です。/あの絵はこの絵より下手です。

⑥田中さんのかばんは佐藤さんのかばんより重いです。/佐藤さんのかばんは田中さんのかばんより軽いです。

 

練習方法・解説

教材を使用する人数は、特に指定はありません。プライベートレッスンやグループレッスンから日本語学校のクラスまで、学習者の人数にかかわらず自由にお使いいただけます。

 

イラストの名詞とその下にある形容詞を使って、文章を作成する練習を行います。左側にある名詞は左側の形容詞、右側にある名詞は右側の形容詞と、同じ側で結びつくようになっています。

 

文章を作る練習が終わったら、その文章を含んだ会話を作る練習をします。学習者が複数人いる場合は、ペアや3人で作って、発表してもらうといいと思います。例えば、④の文章の場合、以下のような会話が考えられます。

 

A:少し休みませんか。

B:いいですね。私はコーヒーが飲みたいです。

A:では、レストランか喫茶店がいいですね。

B:レストランに行きましょう。レストランは喫茶店より近いですから。

 

なお、「ずっと」「少し」「ちょっと」といった既習の副詞が使えると、練習や表現の幅が広がります

 

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マガジン編集部

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この記事を監修した人

「言葉を教え、文化を広げ、異文化に橋を架けよう」というサービス理念のもと、国内・海外に日本語教育を展開している会社です。日本語を学び、日本語を使い、日本語でつながり、夢を実現するまでの教育を行っています。

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